私は現在アメリカに住んでいますが、渡米直前に結婚したため、2週間の一時帰国をして日本で結婚式を行いました!
私自身この決断をするまで、「短期間の一時帰国で結婚式ができるのか」、「日本にいないとできない準備はあるか」など、心配な点がたくさんありました
そこで、この記事では、日本で結婚式を挙げるための準備と注意点について、前編・後編に分けて時系列でご紹介します!今回は前編!結婚式場探し~一時帰国前までの内容です
一時帰国中~結婚式当日までの内容は後編で記載しています
【結婚式の8~6か月前】日本で準備したこと
結婚式の8か月前に結婚式を挙げることを決断し、式場について調べ始めました
その時点では、夫も私も日本におり、夫は1か月後の渡米、私は3か月後の渡米が決まっていました
式場選び
私たちは、日本で4か所の式場を見学して、式場を選びました
見学の際には「今後ふたりとも海外に住む予定がある」ということを伝え、そのような状況でも対応が可能かどうか、過去に同じようなケースがあったかなどを確認しました
他の赴任手続きや引っ越し準備もあり、見学に行ける日が限られていたので、「ここにしたい!」と決めた式場ですぐに予約をお願いしました
結婚式の日取りは、予約をした日から約7か月後に決めました
実際に現地で見学してよかったと感じた理由
・料理を試食できるため、安心してゲストにもおもてなしできる
・会場の雰囲気や広さを自分の目で確かめられる
実際に見学した会場の中にも、写真で見ていた印象と異なるところもありました。窓が少ない会場は、写真よりも室内が暗かったり、コンパクトに感じるかもしれません。自分が抱いているイメージとのギャップがないか確かめられると、安心して当日を迎えられると思えました
衣裳の試着
私たちが選んだ式場では、提携の衣裳店から衣裳を選ぶ必要がありました。そのため、式場を予約したあと、すぐに提携店での試着予約を手配してもらいました
本来は、結婚式の約4か月前から衣裳選びなどの準備がスタートするのが通常とのことでしたが、今回は特別に前倒しで試着させていただきました
ただ、衣裳店も直近は予約が埋まっている&平日のみ可能という制約があり、夫は渡米の2日前に衣裳選びをすることに。。同じ日に引っ越しもあったので、かなりの急ぎ足でしたが、気に入ったタキシードがあったので、そちらに決定!
妻の私は、夫よりも3か月遅れての渡米を予定していたので、翌月にドレスの試着を行いました

夫はすでに渡米していたので、祖父母や母に、一緒に衣裳店に来てもらいました!
花嫁の小物購入
衣裳の持ち込みは不可でしたが、ベールやヒール、アクセサリーは持ち込み可だったので、日本で事前に購入し、持ち込みました
これらは海外からでも準備できますが、用意できるものは早めに用意して気持ちを軽くしたかったので、私は渡米前に用意しました!
購入した小物は実家に保管させてもらいました
資料の受け取り
私たちが結婚式をした式場では、本来であれば、式の4か月前に具体的な打ち合わせが始まります
ですが、4か月前だと夫も私もアメリカにいる予定だったので、オンラインで閲覧できない資料については、事前に受け取りました(引出物パンフレット等)
【結婚式の6~1か月前】海外で準備したこと
結婚式の6か月前、夫も私もアメリカでの生活が始まりました
式の6~4か月前あたりは、特に式場とのやりとりは発生しておりませんでしたが、プロフィールムービーを自作することを決めていたので、そのムービー作りや式中に流す曲をうっすら考え始めました
ここからは、アメリカで準備した内容をご紹介します!
プロフィールムービーの作成
私たちは、プロフィールムービーを一から自作したので、式の6か月前からアメリカで作業を始めました
この後、打ち合わせが始まったり帰国準備があったりと忙しくなるので、時間的余裕があるうちに完成させると、あとが楽でした!
各種打ち合わせ
式の4か月前から、プランナーさんとの各種打ち合わせがスタートしました。本来であれば、式場で対面打ち合わせになりますが、私たちはすべてオンライン(Zoom)で行っていただきました
また、打ち合わせ時に持ち帰りとした検討事項や追加の疑問点は、メールにてやりとりしていただきました
打ち合わせでの決定事項は以下のとおりです
引出物・引菓子の決定
私たちは式場提携のカタログから引出物を選ぶ必要があったので、渡米前に受け取っていたカタログギフトの中から、引出物や引菓子を選びました
式中で流す曲の決定
式中で流す曲のリストをプランナーさんに送付する必要があったので、曲決めを行いました
流す曲はCD原本を用意する or 会場にてすべて手配してもらう、の2パターンがあり、私たちは後者を選択しました
私たちは曲決めを日本にいる間にできなかったのと、日本の曲も使用する予定があったので、利便性の観点から後者を選ぶことにしました
後者のパターンは費用が高いので、日本の曲を使いたい方で費用を抑えたい方は、日本にいる間にCDを購入しておくことをおすすめします。中古品を購入すれば、かなり費用を抑えることができるのではないかと思います。
テーブルの装飾決定

▶ テーブルクロス、ナフキン、キャンドル等の装飾
式場との打ち合わせにおいて、オンライン会議だから困ることはほとんどなかったのですが、唯一不便を感じたのは、テーブルクロスやナフキン決めです
本来であれば、式場に保管されている色見本の中からテーブルクロスやナフキン、キャンドル等のアイテムを選ぶことができるのですが、オンラインで見ると実際の色味や布の質感が分かりづらく、正直イメージが湧きませんでした。。
▶ 装花
イメージ写真を共有して、希望をお伝えしました
▶ペーパーアイテム(席次表、席札、メニュー表)
すべて式場のものを購入しました
本番当日まで、自分たちが選んだテーブルクロスや装花、卓上アイテムが会場の雰囲気とミスマッチでないか不安でしたが、担当いただいた装飾スタッフの方のご助言もあり、理想どおりの装飾をすることができました!
ブーケ・ブートニアのデザイン決定
イメージ写真を共有し、ブーケの希望を伝えました
ブートニアはブーケとお揃いのお花で作成いただきました
参列者確認・オンライン招待状の送付
招待状は親族・友人ともにすべてオンラインで送付しました
本来であれば、親族には紙の招待状を送付したかったのですが、印刷した招待状原本を確認できないことや投函作業の観点から、諦めました
とはいえ、オンライン招待状は送付や出欠管理含めとても便利でしたので、結果的にはよかったのかなと思っています
私が使用したオンライン招待状の作成サイトは「楽々!WEB招待状」です。完全無料で作成し、親族宛/友人宛で送り分けしました!
使用曲の著作権手続き
結婚式で使用する楽曲は、著作権手続きをする必要があるため、ISUMという著作権をまとめて申請できるデータベースにて、著作権の手続きを行いました
ISUMにて申請済みであることを証明するシールを、結婚式当日に式場に持っていく必要があり、私はそのシールの送達先を日本の実家宛てに設定したため、式場に持っていくのを忘れないように注意しました
必要な物の購入
ウェルカムスペースの装飾品
ウェルカムスペースの装飾品は、①アメリカで購入し日本に持っていくものと、②アメリカから日本のサイトで購入し、実家に郵送しておくもの、③日本で一時帰国中に購入、という3つの方法で用意しました
ただ、これらの装飾品は、結婚式後にアメリカに持ち帰るか、そのまま捨てるかしなければいけない状況だったので、アメリカに持ち帰れる程度の大きさ、かつ今後も使えるフォトフレームや花瓶、キャンドルのみを購入しました
ウェルカムボードはCanvaで自作し、アメリカからプリントパックで印刷注文しました。送達先を日本の実家に設定すれば、アメリカからでも問題なく注文できました。ただ、一時帰国のときまで自分の目で現物を確認できなかったので、不備がないか、どきどきしました。
送賓時のプチギフト
引出物・引菓子は式場提携のカタログから選ぶ必要がありましたが、送賓時のプチギフトは持ち込みができました
私たちは、アメリカ土産の紅茶とお菓子のセットにしました!一時帰国の2週間前くらいに購入しました
また、プチギフトに加えて、それらをラッピングするための小さめボックスを購入しました
ギフトをラッピングする作業は一時帰国後に行いました

アメリカではギフトを送るシーンが多いので、ラッピング用の資材が豊富!可愛いものがたくさん売られていたので、選ぶのが楽しかったです!
感謝の手紙
私は、両親への手紙を式当日に読むことにしたため、原稿をアメリカで考えました
式の前日に書く花嫁も多いとプランナーさんに聞いていましたが、一時帰国中はかなりタイトなスケジュールを組んでおり、ゆっくり書けなさそうだな…と思ったので事前に準備しました(笑)
美容関係の予約
私は、アメリカのサロン等を調べて色々と悩んだ結果、すべての美容準備を一時帰国中に日本で行うことにしました
地理的・時間的に効率よく回れるよう、2か月前くらいにすべての予約をアメリカから行いました
《私が行った美容一覧》
- 歯科矯正中で歯並びが悪かったため、見栄えを良くする細工を通院している矯正歯科医でお願いしました
- ホワイトニング(歯科矯正中でもできるもの)
- まつ毛パーマ
- 美容院
ネイルサロンもアメリカで探していたのですが、私が現在住んでいるエリアでは希望しているような繊細なデザインをしてもらえそうなサロンがありませんでし
そのため、ネイルサロンへは一時帰国中に行くつもりでしたが、日本でスケジュールをこなしているうちに疲れてしまったので、結局「ohola」というジェルネイルシールでセルフネイルをしました
美容関係については後編で詳しくご紹介します!
限られた時間で効率よく美容関係のサロンを回るには、早めの予約がおすすめです。直前になると空き時間が限られていて、予定と予定の間に空き時間が生まれてしまうことも。
その他補足
リングピローと芳名帳は式場のものを使うことにしました
持ち込む方は、海外で事前準備された方が時間的余裕が生まれると思います!
前編まとめ | 海外からでも十分準備できる!
以上が一時帰国前に行った準備です
海外在住で日本での結婚式を予定している方、悩んでいる方に少しでもご参考になれば幸いです
後編では、一時帰国中に行った準備について、ご紹介したいと思います♩
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