アメリカ生活で欠かせないキッチン家電といえば「オーブン」
日本の電子レンジ一体型オーブンとは異なり、アメリカのオーブンはサイズも大きく、料理の幅も広がりますが、モードの違いや温度設定に最初は戸惑いました
そこでこの記事では、我が家で実際に使用している電気オーブンの使い方、調理例をご紹介します!

この記事を読むと、オーブンを使いこなせるようになります
アメリカのオーブンは日本とどう違う?
アメリカの家庭用オーブンは、日本の電子レンジ一体型オーブンとは構造も使い方も大きく異なります
大きな違いは以下のとおりです
- サイズ・構造の違い
アメリカのオーブンは、コンロの下に組み込まれているタイプが主流で、庫内が広く、26L〜50L以上の容量があります
一度に大量の料理を作れるため、パーティーやホリデーシーズンにも活躍します - 加熱方式の違い(ガス / 電気)
ガス式は火力が強く短時間で加熱でき、電気式は温度が安定しやすい特徴があります - 電子レンジ機能がないオーブンが一般的
アメリカでは、オーブンと電子レンジは別家電として設置されることが多いです
我が家のFrigidaireオーブン紹介

我が家で使っているのは、Frigidaire製の電気オーブンです
コンロ・オーブン一体型で、賃貸物件に入居前から備え付けられていたものです
《関連記事》電気コンロの使い方
オーブンの使い方
ここからは、我が家のオーブンを例に使い方の手順をご紹介します
①モードを選ぶ(Bake or Broil)

まずは、オーブンの予熱をするために、モード選択をします
- Bake:オーブンとして使用するとき(じっくり全体を焼くとき)
- Broil:表面を一気に焼く・焦げ目をつけるとき
Bakeは、上下(全体)から均一に加熱されるのに対し、Broilは上から直接高温で加熱されます
②温度設定をして予熱開始

Bakeを使用する場合、予熱をするために温度設定をします
①「Bake」ボタンを押したあと、②「↑」と「↓」のボタンで温度を変更できます
なお、アメリカでは華氏(°F)表示が一般的です!日本のレシピで調理するときは、温度設定に注意が必要です
【ご参考】よく使う温度設定と摂氏°F・華氏℃の換算表
華氏°F | 摂氏℃ |
---|---|
300°F | 150℃ |
325°F | 163℃ |
350°F | 175℃ |
375°F | 190℃ |
400°F | 204℃ |
410°F | 210℃ |
425°F | 218℃ |
換算式:℃ = (°F − 32) ÷ 1.8
③オーブンの中に焼く食材を入れる

ピーという音が鳴ったら、予熱完了!オーブンの中に焼く食材を入れます
- オーブンは一般的に、上段より下段のほうが火が通りやすい傾向があります(機種によって差あり)
- 「Broil」モードを使う場合は、上段に置いたほうが焼き色がつきやすくなります
④必要であれば、タイマーを設定する

①「Bake Time」ボタンを押し、②「↑」「↓」ボタンで時間を調整後、③「Start Time」でタイマー開始!
タイマーを設定しない限りは、オーブンが稼働し続けます
あとは食材が焼きあがるのを待つのみ!
⑤ピーと鳴ったら焼き上がり!OFFボタンを押す
焼きあがったら、「OFF」ボタンを押して、オーブンのスイッチを切ります
これを押さないと、ずっとオーブンが温まった状態になります
オーブンを使うときの注意点
Broil使用時は焦げ付きに注意
Broilモードは上から高温の熱が直接当たるため、短時間で焦げたり煙が出やすくなります
調理中は、こまめに様子を見ると安心です
使用後は庫内を冷ましてから掃除
高温のまま濡れ布巾で拭くと、火傷や庫内の損傷の原因になります
使用後の掃除は、オーブン内が完全に冷めてから行っています
引き出し部分の用途を確認

オーブン下部に金属製の引き出しがある場合、収納用なのかBroiler用なのかを確認すると安心です
我が家のオーブンの下にも引き出しがありますが、使用していません
オーブンを使用して調理した料理の紹介
実際に私がオーブンを使用して調理した際の写真をご紹介します
▼ クリスマスシーズンにスーパーで買った大きなハムを焼きました!

▼ ズッキーニ、ひよこ豆、サーモンをオーブンで焼きました!トレダ―ジョーズのスパイスを使って、オーブン料理を作ることも多いです♩

調理方法
①具材それぞれにシーズニングをして、お好みのオイルをかける
②天板に並べる
③400F°で25分ほど焼く
※お使いのオーブンによって、加熱時間は異なります
ポイント
食材全体に満遍なくオイルをコーティングすると、おいしいです!私は少量のオイルで済むように、ボウルに野菜とオイルを入れて、(フライパンを振る感じで)フリフリし、オイルを纏わせています!
▼焼きあがったサーモン
フライパンで焼くのと比べて、サーモンの身がフワフワに焼き上がり、おいしいです!

《関連記事》トレダ―ジョーズのスパイスについては、以下の記事でご紹介しています
まとめ|オーブンで調理の幅が広がる!
アメリカのオーブンは、日本のオーブンレンジとは構造や使い方が大きく異なります
初めは戸惑いますが、慣れれば操作はシンプルで、調理の幅がぐっと広がります!
この記事が、これからアメリカでオーブンを使用される方のご参考になれば幸いです
《関連記事》その他家電の使い方
コメント