アメリカで使えるSIMカードの選び方と日本の電話番号を維持する方法【駐在・留学・移住者向け】

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海外生活を始めるときに意外と悩むのが「スマホの通信環境」と「日本の電話番号をどうするか」です。特にアメリカに長期滞在する方(駐在・留学・移住など)は、現地で使えるSIMカードの選び方だけでなく、日本の番号をどう維持するかも重要なポイントです。

今回は、私自身の体験から、アメリカでのSIMカード選びのコツ、日本の番号をキープする方法、番号を残すメリット、さらに日本への一時帰国や旅行時におすすめのSIMカードまで、まとめて解説します。

アメリカで使えるSIMカードの選び方

アメリカには多くの通信会社があり、料金やサービス内容もさまざま。まずは自分の滞在スタイル(短期〜長期)とスマホの対応バンドを確認することが大切です。

💡 私は「tello」を選びました

さまざまな選択肢の中で、私は最終的に「tello」というMVNO(格安通信会社)を選びました。実際に使ってみて感じた、telloを選んでよかった理由はこちら:

  1. eSIM対応でインストールが簡単

日本で使っていたiPhoneをそのまま使用でき、eSIMの設定はオンラインで完結。SIMカードの郵送を待つ必要がなく、渡米初日からすぐに通信が可能でした。

2. 月額料金がとにかく安い

私はデータ5GB+通話100分・SMS付きのプランで、月額たったの$11。Wi-Fiのある場所が多いアメリカでは、この容量でも十分に足ります。料金プランはこちらからシミュレーションできます。

3. 契約・解約がとにかくシンプル

ウェブサイトから数分で契約完了。縛りなし・いつでもプラン変更や解約OKなのも、留学や駐在のような柔軟な滞在スタイルにぴったりだと思います。

月額たったの約$10という格安プランですが、外出先で通信速度が遅いと感じたり、つながらないと困ったことは一度もありません。

日本の電話番号を維持する方法

日本の番号が必要な理由と維持のメリット

結論:一見不要に思えても、手放すと後悔する可能性あり!

「もう日本に住んでいないし、番号は不要では?」と思う方も多いかもしれません。しかし、実際には日本の電話番号が必要になるシーンは意外と多いのです。

▶よくある場面

  • 日本の金融機関の2段階認証(銀行、証券、PayPayなど)
  • マイナンバーカードや市役所からの連絡
  • 就職・転職活動の際の連絡先
  • 家族や友人との連絡
  • 日本の通販サイトやサービス登録

番号を一度解約してしまうと、同じ番号を取り戻すことは基本的にできません。将来的に帰国予定がある方、もしくはいつでも使える状態にしておきたい方は、維持をおすすめします。

私は「povo 2.0」で電話番号を維持しています

数ある選択肢の中で、私はpovo(KDDI系のオンライン専用プラン)を選びました。その理由はシンプルで、とにかく維持費が安く、手続きが簡単だからです。

🧾 povoで番号を維持する仕組み

povoは月額基本料が0円。その代わり、180日(約半年)に1回以上、何らかのトッピング(300円程度〜)を購入する必要があります。このルールさえ守れば、日本の電話番号をずっと維持できるのが最大の魅力です。

📲 MNPで渡航前にpovoに移行すればOK

日本で使っていたキャリア(例:ドコモ、ソフトバンク、楽天など)からMNP(番号そのままで乗り換え)すれば、povoでも今の電話番号をそのまま使えます。

私は渡航前にMNP手続きをしてpovoに移行し、アメリカ到着後は半年に一度だけトッピングを購入して番号を維持しています。

トッピングは「データ1GB(7日間)」や「24時間使い放題」などから選ぶことができ、一番安いもので100円程度のものがあります。

年200円で日本の電話番号が維持でき、複雑な手続きは一切なし!

旅行時のSIMカード

アメリカ滞在中でも、一時帰国や他国への旅行は意外と多いもの。
その際の通信手段として、私は用途に応じてSIMカードを使い分けています。

▶日本への一時帰国は「povo」で十分!

日本に一時帰国する際は、povoでトッピングを購入すればすぐに通信・通話が可能です。アプリから簡単にトッピングできるので、空港に着いてからでもすぐ使えるのが便利です。私はいつも、帰国前日にWi-Fi環境下でトッピングを事前購入しておくようにしています。

▶アメリカから海外旅行へ行くときは「Airalo」がお得

海外旅行(例:ヨーロッパ、カナダ、メキシコなど)に行く場合、povoの海外ローミングトッピングを使う手もありますが、やや割高に感じました。そこで私は、eSIM対応の「Airalo」を利用しています。

Airaloのおすすめポイント:

  • 渡航先の国ごとのeSIMをアプリで即購入&インストール可能
  • 料金が非常に安い(1GB数ドルから)
  • 国・地域ごとの短期プランが豊富

たとえば、ハワイやカナダなら3GBで$11〜程度と、かなり経済的です。

まとめ

アメリカ滞在中のスマホ環境は「現地で快適に使えるSIM」と「日本の番号の維持」の両方を考えることがポイントです。少しの工夫で、将来の不便を避けることができます。

これから渡米される方や、すでにアメリカ生活が始まっている方の参考になれば幸いです。

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