ワシントンDCに来てから一度は生で見たかった大谷選手を見るため、ナショナルズパーク(Nationals Park)でついにメジャーリーグ観戦デビューしてきました!
観戦したのは2025年4月7日のワシントン・ナショナルズ 対 ロサンゼルス・ドジャース戦。
開放的なスタジアムとワシントンの空、そしてビール片手に野球を楽しむアメリカらしい時間でした。初めての方でも楽しめるように、アクセス・チケット購入・球場の雰囲気やグルメまで、実体験をまじえてご紹介します!
ナショナルズパークってどんなところ?
▶スタジアムの基本情報
ナショナルズパーク(Nationals Park)は、ワシントンDCにあるメジャーリーグ(MLB)・ワシントン・ナショナルズ(Washington Nationals)の本拠地です。2008年に完成した比較的新しい球場で、清潔感があり、開放的なデザインが特徴です。
アクセス方法・行き方
結論:電車でのアクセスをおすすめ!
車でアクセスする場合
ナショナルズパークへ車で行く場合は、チケット購入時に駐車場チケットもあわせて予約するのが安心です。球場周辺には複数の駐車場が用意されており、エリアによって料金や距離が異なります。
一番近いGarage C(球場に隣接)で$53、一番遠いGarage Wで$25でした(※価格は観戦日によって変動します)。
遠い駐車場は球場から徒歩15分ほどかかります。また、試合終了後は駐車場が大混雑し、「1時間以上出られなかった」という話も聞きました。
私自身、安い駐車場を自力で探そうか迷いましたが、Google Mapの口コミでは球場周辺の私設駐車場の評価が悪く、「ぼったくり」「治安が不安」というコメントも多数…。結局、少し高くても安心できる公式の駐車場をおすすめします。

電車でアクセスする場合
ナショナルズパークへ公共交通機関でアクセスする場合、最寄り駅はメトロ(地下鉄)グリーンラインの「Navy Yard–Ballpark駅」になります。駅からスタジアムまでは徒歩10分ほど。
道もわかりやすく、初めてでも迷うことはありませんでした。駅を出ると、すでにユニフォーム姿のファンの方が大勢いて、試合前の高揚感を味わえるのも魅力のひとつです。
私たちは、球場周辺の道路渋滞や駐車場の混雑を避けたくて電車を選択しました。試合前後の電車内は少し混雑していましたが、東京の通勤ラッシュに慣れている日本人にとっては全く問題のないレベルでした。
試合前後の駅は混雑するので、SmartTripカードを事前に購入&チャージしておくことをおすすめします。ワシントンDC近郊での電車の乗り方は以下記事をご覧ください。
アクセスも快適だったので、今後もナショナルズパークには電車で行くつもりです!

電車利用のメリットまとめ
- 渋滞や駐車場混雑のストレスなし
- 駅から球場まで徒歩圏でアクセス簡単
- 試合後もスムーズに帰れる
チケット購入の方法
MLBの公式サイトから購入しました。「Single Game Tickets」から希望試合を選び、3D座席マップで視界を確認しながら席を選べます。

支払い後、モバイルチケット(電子チケット)がメールまたはアプリに配信されるため、印刷不要です 。非常にわかりやすいので、初めて購入する方にも分かりやすいと思います!
私たちは、ダッグアウト上(選手ベンチのすぐ後ろ)の席を購入しました。1席$200前後と少し高めではありましたが、少し後方の席は約$50ほど安く、実はかなり迷いました。
でも今回は、なんといっても「大谷翔平選手を生で見られる貴重なチャンス!」と思い切って前方の席を選びました。
たしかに、試合が始まってからや、二次販売サイト(SeatGeekやStubHubなど)を使うと、チケットが安くなることもあるようです。ですが、
🔰 初めて行く方には「公式サイト」からの購入をおすすめします。
公式サイトなら英語に不慣れでも操作が比較的わかりやすく、正規ルートで安心して入場できるのが大きなポイントです。
球場グルメ&おすすめスポット
球場に着いたら、野球観戦だけじゃもったいない!
ナショナルズパークには、アメリカならではのグルメや観戦をさらに楽しむスポットがたくさんあります。
ここでは、私が実際に食べたグルメや、散策してみて「これはぜひ立ち寄ってほしい!」と思った場所をご紹介します。
🌭グルメ
ナショナルズパークでの定番中の定番グルメといえば、やっぱりホットドッグ!
事前に調べたところ「まずはホットドッグを食べるべし!」という声が多く、私たちもさっそくチャレンジしました。
訪れたのは、Section 105にある「Haute DOGS & Fries」という人気のお店。
注文したのはクラシックなスタイルのホットドッグで、パリッとしたソーセージにふわっとしたパン、マスタードの香りが食欲をそそります!


売店ではポップコーンも購入しました!野球ボールがイラストされた紙箱に直でポップコーンが入っており、アメリカを感じました(笑)

ナショナルズファンは、愛称で“Nats(ナッツ)”と呼ばれているのですが、それにちなんで(?)か、売り子さんが客席で「ナッツ(ピーナッツ)」を売っていたのが印象的でした!
面白かったのは、遠くの席の人が買うと、売り子さんが袋入りのナッツを投げるんです!これまたアメリカを感じる光景でした。
⚾Team Store(チームストア)
チームグッズがたくさんそろったショップ。Tシャツやキャップ、キーホルダーなど定番のほかに、季節限定グッズや選手コラボアイテムもあります!
→ 観戦記念に1つは欲しくなります。私たちはキャプとニット帽を買いました♪
ちなみに、チームストアは球場内に複数あり、それぞれ置いてある商品が少しずつ違います。私たちは最初に立ち寄ったショップで即決してしまったのですが、あとからもっと大きなストアが現れて、品揃えが豊富…!少し後悔したので(笑)、いくつかのストアを覗いてから購入するのがおすすめです!

実際に観戦してみた感想・雰囲気
ナショナルズパークでの観戦は、日本での野球観戦とは違う点がたくさんあり、とても新鮮でした!
まず、試合の進行がとても早くてサクサク進むことに驚きました。MLBではピッチクロックが導入されているため、テンポよく試合が進みます。
さらに、警備員さんもファンのように点が入ったら喜んだり、雑談していたりと、アメリカらしいフレンドリーな雰囲気が印象的でした。
間近で大谷選手を見ることができて感動しました!しかも、あとツーベースヒットが出ればサイクルヒットという大活躍で、最後の打席は敵味方関係なく球場がすごく盛り上がりました!




観戦のコツ・おすすめ持ち物
入場時間
ナショナルズパークでは、試合開始(First Pitch)の約75〜80分前にゲートがオープンします。日本の球場のようにいつでも入れるわけではないので、注意が必要です。
残念ながら、日本の球場と違い試合前の練習はほとんど見られません。
試合開始時間(First Pitch) | ゲートオープン時間(Gate Open) |
---|---|
11:05am | 09:45am (80分前) |
12:05pm | 10:45am (80分前) |
01:05pm | 11:45am (80分前) |
01:35pm | 12:15pm (80分前) |
03:05pm | 01:45pm (80分前) |
04:05pm | 02:45pm (80分前) |
06:45pm | 05:30pm (75分前) |
公式サイト:https://www.mlb.com/nationals/ballpark/information/gate-opening-times
持ち込めるもの
ナショナルズパークをはじめ、アメリカの球場では手荷物の持ち込みに厳しいルールがあります。日本のように「なんとなくバッグで入れる」感覚で行くと、入口で止められてしまう可能性も。特に初めて行く方は、事前にチェックしてから出かけることを強くおすすめします!
▶持ち込めるもの
- 透明なバック(Clear Bag)
よく町で持っている人を見かけておしゃれなのかなと思っていましたが、セキュリティのためだということを今回知りました(笑) - 未開封のペットボトル飲料(1人1本まで)
水などの未開封勝市販のもので20oz(約600ml)以下
▶持ち込めないもの
- 透明でないバックパックやトートバッグ
- アルコール類/缶・便
- 食べ物など
情報は変更されることがあるため、観戦前に必ず公式サイトで最新情報を確認してください。
まとめ
ワシントンDC近郊ではあまり見ない日本人がたくさんいて、改めて大谷選手の人気の高さを感じました。
この記事がアメリカでメジャーリーグ観戦に行かれる方々のお役に立ちますと幸いです。
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