「え、小笠原慎之介がメジャー昇格!?」
そんなニュースを登板2日前に知り、気づけば私はチケットを取っていました。メジャー初登板という貴重な瞬間を、現地で見届けられるチャンスはそう多くありません。
今回は、そんな小笠原投手のデビュー戦観戦レポをお届けするとともに、前回(大谷翔平選手を見に行ったとき)とは違ったナショナルズパークの楽しみ方や、おすすめ情報もあわせて紹介します!
前回の記事はこちらからご覧ください
メジャー初登板の感動を現地で!
小笠原慎之介投手といえば、甲子園優勝投手として一躍注目され、中日ドラゴンズのエース左腕としても活躍してきた選手。実は私自身、昔からの中日ファン。そんな小笠原投手が今年、メジャーリーグに挑戦し、しかもナショナルズに加入したと知ったとき、正直「これはもう運命だ」と感じました。
そしてついに、その日がやってきました――小笠原慎之介、メジャー初登板。
「これは絶対、現地で見届けなきゃ後悔する!」
その想いに突き動かされ、登板が報道された瞬間にチケットを確保。試合当日、私はナショナルズパークのスタンドにいました。
ナショナルズパークの基本情報

▶スタジアムの基本情報
ナショナルズパーク(Nationals Park)は、ワシントンDCにあるメジャーリーグ(MLB)・ワシントン・ナショナルズ(Washington Nationals)の本拠地です。2008年に完成した比較的新しい球場で、清潔感があり、開放的なデザインが特徴です。
🚉 アクセスはやっぱり地下鉄が便利
ナショナルズパークへ行くなら、やはり地下鉄(Metro)の利用が便利です。最寄り駅はNavy Yard–Ballpark Stationで、グリーンラインを使えばダウンタウンからもスムーズにアクセス可能。地下鉄を降りてから徒歩3〜4分でゲートに到着するので、車よりも断然おすすめです。
ワシントンDCのメトロの乗り方はこちらの記事をご覧ください。
小笠原慎之介投手の初登板レポ
球場に到着してまず目に入ったのは、外野エリアでウォーミングアップ中の小笠原慎之介投手の姿でした。

その後ブルペンに入り、投球練習をする小笠原選手。

ベンチに向かう様子。

メジャー初登板の選手をこれほど間近で観られるのは、現地観戦の大きな魅力のひとつです。
⚾初登板の結果は苦い内容に。。
試合開始直後に、いきなりホームランを含め4失点。途中スコールによる試合中断もあり、コンディション的にも難しい状況で、結局3回途中4失点のメジャー初登板になりました。

登板後の小笠原慎之介投手。

この試合の直後、ナショナルズの監督・GMの解任が発表されるというチームとしても激動のタイミング。そんな中での初登板は、本人にとっても非常に難しい状況だったと思います。
今後、もう一度チャンスが与えられ、次こそメジャーの舞台で活躍を見られることを期待したいと思います。
今回のおすすめスポット&グルメ
BBQ Nachos | Rocklands BBQ – Section 118
ナショナルズパークといえば、やっぱり定番はホットドッグ。前回はその王道グルメを堪能しましたが、今回は「せっかくなら違うものを!」ということで、周りの観客が持っていておいしそうだったナチョスに挑戦してみました。

見たらわかるおいしいやつです。ブリスケットがほろほろでチーズやナチョスと絶妙に絡み合います。おそらくこのクオリティのブリスケットナチョスは、日本ではなかなか食べられないと思います。
試合を見ながら、アメリカンBBQの味を楽しむことのできる、非常におすすめのグルメです。
チームストア

ナショナルズパーク内のチームストア(グッズ売り場)も、前回とはラインナップが大きく変わっていて、見ているだけでも楽しい時間になりました。
今回は、期間限定アイテムやその時々の注目選手のグッズがずらりと並んでいて、「前に来たことがある人」でも新鮮な気持ちで楽しめるのがポイント。
残念ながら、小笠原慎之介投手のグッズはまだ見つかりませんでしたが、ナショナルズのロゴ入りTシャツやキャップなど、センスの良いアイテムがたくさんありました。
いろいろな席からの球場の眺めを楽しめる!
今回は小笠原慎之介投手を近くで見るために、試合前に球場内をあちこち歩き回ってみました。ブルペン近くや外野エリア、2階席など、さまざまな場所から球場を眺めることができました。
▶2階席からの眺め

2階席に上がると、ナショナルズパークの全体像がよく見渡せて開放感抜群。
内野スタンドやグラウンドの奥行きも分かりやすく、写真撮影にもおすすめのスポットです。
遠目にはなりますが、フィールド全体をしっかり把握したい派の人には最適な場所だと思いました。
▶ライトエリアからの眺め:ネットなしの開放感が最高!

日本の球場と違い、ナショナルズパークではライトポール側の席に防球ネットが設置されていないため、打球がそのまま飛び込んでくるような臨場感があります。ライトエリアからの視点は、選手との距離が近く感じられ、球場全体の熱気もダイレクトに伝わってくるのが魅力です。
前回と今回は内野で観戦しましたが、「次はここで観てみたい」と思うほど、迫力と開放感のある眺めでした。
✅座席チェックは意外と緩め?
この球場のもう一つ驚いた点は、入場後の座席チェックがほとんど行われていないこと。
ナショナルズパークは、日本の球場と違い、チケットさえあれば試合前はどのエリアにも自由に入れることができます。入場後は座席を係員に確認されることもありません。「どうやって管理してるんだろう?」「これ、ばれないのでは?」と正直思うくらいで、日本の球場との文化の違いを感じました(笑)
ゲートオープンと同時に球場に入場して、試合前にいろんなエリアから球場を見たり、食事を楽しむのがおすすめ!
まとめ
小笠原慎之介投手のメジャー初登板という歴史的な瞬間を、ナショナルズパークで生で見届けることができたのは、野球ファンとして一生の思い出になりました。
また、スタジアムグルメのBBQナチョスや、ライトスタンドからのネットのない臨場感ある眺め、自由に歩けるナショナルズパークならではの観戦スタイルも、再訪だからこそ発見できた楽しみです。
これからナショナルズパークで観戦予定の方や、小笠原投手を応援する方にとって、少しでも参考になれば幸いです。
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